先日,平成22年5月10日に,国交省が静音性対策を講じたハイブリッド車等の体験会を開催するとの発表がありました。
1月に発表された「ハイブリッド車等の静音性に関する対策のガイドライン」に沿った車両接近通報装置を装着した試作車の走行音を自動車学校のコース上で体験するというもの。
今回は
・トヨタ
・三菱
・日産
の3社が試作車を用意するそうです。
場所は,東京都小金井市の尾久自動車学校。
メールかFAXによる事前申込制です。(〆切は4月27日)
どんな音が聞けるのか楽しみでもありますが,同時に不安も。
21年7月に対策委員会が国交省に立ち上げられてから,2年足らず。安全性確保に音をつけるという対策の必要性は言われていますが,それによる環境への影響や,道路沿線住民などの第三者への影響が十分に議論されないまま,「音による」接近通知装置が現実のものとなりつつあります。
これからどんな展開になっていくのか,僕ら音響環境学を研究する者が何をするべきかを考えるためにも,この目と耳で体験してこようと思っています。遠いけど。
2010-04-25
2010-04-11
チューリップ祭り
長崎市香焼のチューリップ祭りに行ってきました。
香焼(こうやぎ)は、長崎市南部にあり、三菱重工長崎造船所があるので有名です。
チューリップ祭りは、その工場を通り過ぎてもっともっと奥地へ進んだところで開催中。
バス停裏のロータリー的なところにある花壇にチューリップが咲いているだけ、
なんですけど、結構な数があり娘はとても喜んでいました。
おまけ:
仕込み中!?
2010-04-08
在外研究の準備を始めます!
ようやく,ここにも書いて公表できる状況になりました。
というのは,8月からドイツのミュンヘン工科大学へ研究訪問することが決まりました。8月中旬から1月上旬までというスケジュールで,研究目的で大学から長期派遣されます。
海外で研究してみたいという気持ちはあったのだけど,なかなか実現できるものではありません。今となっては,学生時代に無理をしてでも留学を経験しておけばよかったと思いますが,悔やんでも仕方ありません。それが,いろいろな幸運もあって,長期(5ヶ月ではありますが)滞在して共同研究するという機会を得る事ができました!
(学生時代は,目の前の研究を進める事で精一杯だったので,とても海外留学を考える余裕などない平々凡々な学生でした。ほんと,無理してでも留学を経験していれば良かった,と今となっては強く思いますよ。)
大学教員の身分のまま海外に長期滞在をするには,サバティカルを得る以外には,(1)何らかの予算を獲得して,なおかつ(2)学内のネゴを通す,という準備が必要になります。
私は幸いな事に,長崎大学大学院生産科学研究科として「若手研究者海外派遣事業」というプロジェクトでの長期派遣対象者に選ばれ,二つの条件を一気に解決できることとなりました。
学内交渉については,大学のプロジェクトということで障壁は比較的小さいものだったと思います。しかしそれでも,講義担当や卒論・修論指導の担当がありますから,不在中のフォローをしてくださる先生の協力は欠かせません。好意的に受け入れていただけて,本当に感謝しております。
プロジェクトの採用が決まったのは今年に入ってからなのですが,受け入れ先との事前交渉や学内調整は1年近く前から準備していました。(それでも1年そこそこで実現したので,非常にラッキーな事例だとは思います。)
準備をするに当たって,長期滞在や海外赴任をされた大学の先生のblogが非常に参考になりました。しかし,その数は多くはなく,派遣先の国や研究分野が異なると事情が違うことも多い様です。
「工学系の34歳の助教が,ドイツに5ヶ月間の研究滞在をする」という事例での,住居手配やビザ取得,生活や研究環境の苦労などなど,ここに記録していこうと思います。
本日はその序章ということで。
(いいわけ)
最初から言い訳もなんですが,8月から半年近く不在にするために,7月までに進めなければ行けない研究や仕事が山積みになっています。そのため,ここの更新はとってもとっても滞ると思います。
というのは,8月からドイツのミュンヘン工科大学へ研究訪問することが決まりました。8月中旬から1月上旬までというスケジュールで,研究目的で大学から長期派遣されます。
海外で研究してみたいという気持ちはあったのだけど,なかなか実現できるものではありません。今となっては,学生時代に無理をしてでも留学を経験しておけばよかったと思いますが,悔やんでも仕方ありません。それが,いろいろな幸運もあって,長期(5ヶ月ではありますが)滞在して共同研究するという機会を得る事ができました!
(学生時代は,目の前の研究を進める事で精一杯だったので,とても海外留学を考える余裕などない平々凡々な学生でした。ほんと,無理してでも留学を経験していれば良かった,と今となっては強く思いますよ。)
大学教員の身分のまま海外に長期滞在をするには,サバティカルを得る以外には,(1)何らかの予算を獲得して,なおかつ(2)学内のネゴを通す,という準備が必要になります。
私は幸いな事に,長崎大学大学院生産科学研究科として「若手研究者海外派遣事業」というプロジェクトでの長期派遣対象者に選ばれ,二つの条件を一気に解決できることとなりました。
学内交渉については,大学のプロジェクトということで障壁は比較的小さいものだったと思います。しかしそれでも,講義担当や卒論・修論指導の担当がありますから,不在中のフォローをしてくださる先生の協力は欠かせません。好意的に受け入れていただけて,本当に感謝しております。
プロジェクトの採用が決まったのは今年に入ってからなのですが,受け入れ先との事前交渉や学内調整は1年近く前から準備していました。(それでも1年そこそこで実現したので,非常にラッキーな事例だとは思います。)
準備をするに当たって,長期滞在や海外赴任をされた大学の先生のblogが非常に参考になりました。しかし,その数は多くはなく,派遣先の国や研究分野が異なると事情が違うことも多い様です。
「工学系の34歳の助教が,ドイツに5ヶ月間の研究滞在をする」という事例での,住居手配やビザ取得,生活や研究環境の苦労などなど,ここに記録していこうと思います。
本日はその序章ということで。
(いいわけ)
最初から言い訳もなんですが,8月から半年近く不在にするために,7月までに進めなければ行けない研究や仕事が山積みになっています。そのため,ここの更新はとってもとっても滞ると思います。