先日,平成22年5月10日に,国交省が静音性対策を講じたハイブリッド車等の体験会を開催するとの発表がありました。
1月に発表された「ハイブリッド車等の静音性に関する対策のガイドライン」に沿った車両接近通報装置を装着した試作車の走行音を自動車学校のコース上で体験するというもの。
今回は
・トヨタ
・三菱
・日産
の3社が試作車を用意するそうです。
場所は,東京都小金井市の尾久自動車学校。
メールかFAXによる事前申込制です。(〆切は4月27日)
どんな音が聞けるのか楽しみでもありますが,同時に不安も。
21年7月に対策委員会が国交省に立ち上げられてから,2年足らず。安全性確保に音をつけるという対策の必要性は言われていますが,それによる環境への影響や,道路沿線住民などの第三者への影響が十分に議論されないまま,「音による」接近通知装置が現実のものとなりつつあります。
これからどんな展開になっていくのか,僕ら音響環境学を研究する者が何をするべきかを考えるためにも,この目と耳で体験してこようと思っています。遠いけど。
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