昨日は長〜い記事をポストしましたが,その話題であるHV/EVの接近通知装置に使われる音についての軽い話題を。
現在,音をつけるべきかどうか,さまざまな議論があるのですが,
そもそも「その音」の名前をだれも知らない
ってご存知ですか?
音響学会の専門家でも知らないですよ。
”震源”である,国交省のガイドラインでも,「車両接近通知装置」とか「発音装置」とか装置としての言及で,音を指すところでは「発音される音は..」などの表現でしかありません。
海外ではどうかということは以前まとめていますが,海外でも「装置」としての表現か,漠然とsoundとかです。
要は,”その音”そのものを指す言葉はまだこの世にないのです。
先日の音響学会で,誰も指摘しなかったので,ちょっと肩すかし。
接近報知音というのは僕らのグループ,というか僕がつけた名前ですからね。これでいいならこのまま行きますよ?
ちょっと違う見方をすれば,そんな漠然としたガイドラインなんですよ。
専門家でさえ,「それ」を何と呼ぶのか共通理解がない時点で国がガイドラインまで作った,というのが現状です。
詳しいことは音響学会での議論を参考にしていただければ幸いです。
今日はここまで!
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