一人でコンサートウィークはまだ続きます。今日はバイエルン州立歌劇場(Bayeriche Staatsoper)です。木曜日に訪れたヘラクレスザールがあるレジデンツのすぐ隣です。地図はこちら。(中央の薄緑色の屋根の建物が劇場)
トラム19番のNationaltheaterで降りれば目の前ですし,マリエンプラッツ(市庁舎前)からも歩いてすぐの街のど真ん中です。
木曜日,金曜日に訪れたシンフォニーコンサートホールとは違う,ゴージャスな雰囲気。来ている人のオシャレ度もより高く,平均年齢もより高い感じです。(昨日ほどではないですが。)
本日のプログラムはG.ヴェルディ:<ラ・トラヴィアータ>です。日本語では一般に「椿姫」。指揮はカルロ・モンタナーロ。
前日になってチケットセンターで購入したので,€10の立ち見席しか残っていませんでした。全部で5層あるバルコニー席の上から2番目,日本式にいう1階席から数えて5階に相当する場所でした。その上手側の横っちょで,3列目。1,2列目とは段差がついているのですが,ステージを見下ろすには角度が足りない。どんなに頑張ってもステージの下手側1/3くらいしか見えません。しかもステージ奥の方は全く見えない。
写真は休憩中や終幕後に人がいなくなった中央方面へ移動して撮ったものなので,座席からはもっともっと見えないです。終幕後に中央方面に移動して,漸くこんな顔の歌い手だったのかと知ったくらい。じゃあ,オケは見えたのかというと,オケも1stヴァイオリンの第2プルートと木管ホルンが見えるのみ。むぅぅ。まあ,€10じゃこんなもんかな。
今日のお隣は日本の方でした。ゾーリンゲン在住のピアノ調律師だそうです。お互い「見えないねえ」と言いながら背伸びして,前の人の隙間からステージを覗いていました。勉強と趣味を兼ねて,各地のホールや劇場を訪ねているそうです。職業は違えど,僕と同じですね。
というわけで,音響的な話題を何か記録しなければ。
ひとつだけ挙げると,第一幕で何曲か録音伴奏の曲がありました。あれは何かの演出だったのかなぁ?でも,これもステージ上の様子が分からないのでなんとも...
というわけで,今日はあまり書く事がありませんので,この辺で。
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